どんな方法でヨーグルトができる?
むずかしさ★★★
ヨーグルトを作る方法はいくつかあります。
38~42℃のところで、7時間くらいおいておけば、ヨーグルトになります。
おうちの中でヨーグルトができそうな場所をさがしてみましょう。
実験内容
あたたかいところを見つけたら、ヨーグルトを作ってみましょう。
牛乳がどのように変わっていくか、よくかんさつしましょう。
用意するもの
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牛乳
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ヨーグルト
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まほうびん
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こたつ
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せいけつなビン
容量:500ml~600ml
耐熱 -
なべ
実験のすすめ方
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ビンを温めます。
必ずおうちの人にやってもらいましょう。保護者の方へ:耐熱容器を使用し、煮沸または電子レンジで加熱殺菌してください
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牛乳をビンに入れます。
内容器はふかないでください。ふきんから危険なきんが付くことがあります。
必ず牛乳から入れてください。あつい容器にヨーグルトを入れると、乳酸菌(にゅうさんきん)が死んでしまい、ヨーグルトができなくなります。 -
なべにビンを入れ、ビンのそこから3分の1の深さまで水を入れます。
水がビンに入らないように注意してください
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なべを火にかけます。
必ずおうちの人にやってもらいましょう。保護者の方へ:鍋は沸騰したらそのまま1分間火にかけ、40度程度になるまで温めてください。
火にかける際はビンにふたをしないでください。 -
ビンにヨーグルトを入れ、よく混ぜます。
ビンであたためた牛乳に、ヨーグルトをまぜます。ビンがあつすぎる場合は、少しさましてください。(手でもってほんのり温かいくらい)
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日向、こたつ、毛布にくるむ、まほうびんに入れるなど、いろいろな方法でヨーグルトができる様子をかんさつしましょう。
ぽかぽかとあたかいところでヨーグルトを作ることができます。できるだけビンが冷めないように工夫しましょう。どこで一番上手なヨーグルトを作れるでしょうか。
ポイント
1時間ごとに牛乳の様子をかんさつしましょう。
うまくできていると、表面がプルプルしたり、中で固まりが見えたりします。
もし作るのに失敗しても、どうして失敗したか考えてみましょう。
温度とヨーグルト
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ヨーグルトは、温度がずっと同じところでできます。
ヨーグルトはお風呂くらいの温度のところで作ることができます。
ただし、途中で温度が下がってしまうと、うまくできあがらない場合があります。
ヨーグルトを作るときは、ずっと同じ温度にすることが大切です。
注 意
- 電子レンジを使うときは、おうちの人といっしょにやりましょう。
- 牛乳やヨーグルトは、開けていないしんせんなものを使いましょう。
- できあがったヨーグルトは、食べる前におうちの人に見てもらいましょう。
- いやなにおいがしたり、へんな色になったりしたヨーグルトは、ぜったいに食べずに捨ててください。
保護者の方へ
- ヨーグルトはプレーンタイプをご使用ください。
- 牛乳は成分無調整のものをお使いください。低温殺菌牛乳は一度沸騰させてからお使いください。
- 実験の際は火傷やケガに十分ご注意ください。
- ヨーグルトの出来上がり具合は、必ず保護者の方がご確認ください。少しでも異常がある場合は、食べずに廃棄してください。
- 発酵温度や時間の調節は、39~42℃、4時間~8時間の間で行ってください。不適切な設定は腐敗の原因となります。
- 固まりが弱いと感じた場合は、発酵時間を延ばしてください。
- アレルギーをお持ちの方は行わないでください。