オリジナル甘酒を作ってみよう
むずかしさ★★★
甘酒は、ふつうおかゆで作りますが、実はもっといろいろな食べ物で作ることができます。
それは、でんぷんをたくさん含んでいる食べ物です。
どんな食べ物にでんぷんが含まれているか調べて、オリジナル甘酒を作ってみましょう。
実験内容
甘酒が作れる食べ物を調べて、用意しましょう。
それぞれ作ってみて、味のちがいをまとめましょう。
おいしいかったものでランキングを作ってみてもいいですね。
用意するもの
-
こうじ
-
ぬるま湯
-
甘酒にする食べ物
実験のすすめ方
-
甘酒を作ります
集めた材料で、甘酒を作ってみましょう。
・ごはんを別の食べ物にかえて作ってください。「自家製・無添加 甘酒の作り方」
・分量はごはんとおなじです。(320g)
・おうちの人にふかしてもらいましょう。
保護者の方へ:ご飯の代わりに使用する食材は、事前にふかしてください。
火傷に十分ご注意ください。 -
できあがった甘酒の色・におい・さわった感じをかんさつします。
色・かたさ・においなど、どんなちがいがあるかかんさつしましょう。
-
食べてみて、感想をまとめましょう。
できあがりをかんさつしたら、少しずつ食べてみましょう。
一口ごとにひとつ何かを発見できるといいですね。
ポイント
どんな味になったか、わかりやすくまとめましょう。
材料に使った野菜のとくちょうも、いっしょに調べてみましょう。
もし作るのに失敗しても、どうして失敗したか考えてみましょう。
甘酒になるしくみ
-
甘酒は、こうじ菌がでんぷんをこまかくすることで甘くなります。
ごはんはでんぷんをたくさん含んでいますが、そんなに甘くありません。
そこにこうじ菌を入れると、こうじ菌がでんぷんをこまかくして「ブドウ糖(とう)」を作ります。
このブドウ糖がとっても甘いのです。
注 意
- 電子レンジを使うときは、おうちの人といっしょにやりましょう。
- 材料は、開けていないしんせんなものを使いましょう。
- できあがった甘酒は、食べる前におうちの人に見てもらいましょう。
- いやなにおいがする甘酒は、ぜったいに食べずに捨ててください。
保護者の方へ
- 実験の際は火傷やケガに十分ご注意ください。
- 道具は、すべて加熱殺菌してください。
- 甘酒の出来上がり具合は、必ず保護者の方がご確認ください。少しでも異常がある場合は、食べずに廃棄してください。
- 発酵温度や時間の調節は、適切な範囲で行ってください。不適切な設定は腐敗の原因となります。
(参考ページ:発酵食品試作報告書・甘酒)